誰でもわかるjcssについて簡単に説明します

商品を購入する時に比較する情報がいくつかあります。健康に気を使ったり、環境を大切にしたり理由はいろいろかもしれません。商品どうしを比べて少しでも目的に合っているものを買うようにするのは自然なことです。その情報は製造しているメーカーが測定して公表しています。またはその測定したデータを使って認定を受けていることで基準をクリアしていることを証明しているかもしれません。規定された項目のデータ測定は、それぞれのメーカーで自主的に行われたり、委託された外部試験機関が行います。そのテータ測定の信頼性を確保するために制定されたのがjcss制度です。正式には計量法校正事業者登録制度と言うもので測定を行う計量器の正しさを確保する目的で運用されています。

基準となるものが間違っていないと言うこと

測定は、コントロールされた環境の中、決められた手順で、教育訓練された測定者が測定機器を使って行われます。コントロールされた環境も監視機器を使って条件に合っているか確認される必要があります。もし、測定機器や監視機器が表示する値がずれていたらどうなるでしょう。測定したデータの信頼性は無くなります。1.0gのものを測って0.9gと表示されたら0.1gの誤差ができます。室温の監視機器が0.5℃間違った表示をしていたら、温度によって水分量が変わる材料なら影響を受けることになります。そのような間違った表示がないようにするのが校正という作業です。測定機器や監視機器の誤差がないことを確認し、必要に応じて調整します。この校正を正しく行うことができる機関として認められたのがjcss認定事業者です。

jcssマークは校正事業者としての信頼の証

校正を正しく行わないと、測定機器や監視機器を使って測定したデータは不確かなものということになります。いくらメーカーが正しく測定を行なっても、それを確かなものにすることはできません。jcss校正の認定を受けた事業者に校正を依頼することで不確かさを保証することができます。jcss認定事業者で校正された測定機器や監視機器にはjcssマークの入った証明書が発行されます。国内のいろいろな基準を規定している日本工業規格であるJISでもjcssの校正証明書があることを推奨しています。改正される法令でも校正の確かさを求めるものにこの制度が指定されるものが増えています。元となるデータに小さな誤差があることで最終的に大きな違いになる恐れがあります。それを防ぐことができるのがjcss制度の目的です。